カリキュラム・学位に関して

プレリサーチ・学位研究に関して


Q2-1. LIMSプログラムのプレリサーチとは何ですか?

Q2-2. LIMSカリキュラムの特別研究とは所属研究科の学位研究と別のプロジェクトですか?

Q2-3. プログラム履修生の学位研究は配属先研究室で行うのですか?

Q2-4. プログラム修了者にはどのような学位が授与されるのですか?

Q2-5. プログラムを2年で終了して修士号のみ取得することは可能ですか?

講義・インターンシップに関して


Q3-1. 講義は英語で行われるのですか? 

Q3-2. 英語ディベートでは具体的に何を行うのですか? 

Q3-3. 解剖学の実習が必修になっていますが、具体的にどのようなことを行うのですか? 

Q3-4. インターンシップではどのようなところに行けるのですか? 


 

Q2-1. LIMSプログラムのプレリサーチとは何ですか?

A2-1. 本格的な博士学位研究に向け、学際的視野から研究を行う能力を涵養し、研究計画の設計を行う場がプレリサーチです。プログラム自体として「修士論文のための研究」は設定していませんが、所属研究室での「修士課程の研究」に沿うかたちで、「プレリサーチ」を行うことは可能です。
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Q2-2. LIMSカリキュラムの特別研究とは所属研究科の学位研究と別のプロジェクトですか?

A2-2. LIMSプログラムでは、学位研究とは別に特別研究に取り組みます。特別研究では、既存の単一分野や単一研究室の専門とする範囲を超えた課題を目指すため、所属研究室の指導教員やスタッフおよびプログラムの特定教員と相談して、テーマを設定・工夫することが求められます。
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Q2-3. プログラム履修生の学位研究は配属先研究室で行うのですか?

A2-3. 配属された研究室以外の場所(異なる研究科や異なる専攻にある研究室など)で学位研究を行うことを履修生が希望した場合、プログラム側としては差支えありません。ただし現時点では、在籍研究科に応じて学位が授与されるため、在籍研究科や、指導教授・メンターの先生方と事前に十分相談してください。
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Q2-4. プログラム修了者にはどのような学位が授与されるのですか?

A2-4. 学位審査は履修生が在籍する研究科で行われ、博士の学位は京都大学から授与されます。LIMS修了者には博士学位に加えてLIMSプログラム修了の旨が記されます。学位取得要件に関する詳細は各在籍研究科でご確認ください。
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Q2-5. プログラムを2年で終了して修士号のみ取得することは可能ですか?

A2-5. LIMSプログラムは、博士課程教育リーディングプログラムとして一貫した教育研究課程であり、修士課程で終了することを前提とした受け入れは行っておらず、2年での終了はありません。しかし、途中やむを得ない事由により修士課程のみの在籍となった場合、修士号の取得については、在籍研究科の修了要件に従うことになります。
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Q3-1. 講義は英語で行われるのですか?

A3-1. 講義は、一部科目を除き、基本的には日本語で行いますが、英語については履修生の専攻や理解度に応じて、科目ごとに対応しています。
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Q3-2. 英語ディベートでは具体的に何を行うのですか?

A3-2. 英語ディベートでは
a) 異なる科学専攻や文化的背景を持つ人に対して自分なりの意見を組み立て表明する
b) 質問に対する返答や自説の弁護を行う
c) 他者の主張に対して論駁する
といった英語ディベート力の向上を目指します。

科学に限らず時事問題、社会、健康問題など種々のトピックを扱い、フリーディスカッションやロールプレイ、チーム対抗の論戦、あるいは実戦的なプレゼンテーションの練習を通して、多様な社会需要に応えられる英語力の訓練を行います。

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Q3-3. 解剖学の実習が必修になっていますが、具体的にどのようなことを行うのですか?

A3-3. 人体解剖学実習はLIMSプログラムの大きな特徴の一つで、医学部以外の学生も人体に関する実用的な知識を修学できる構成になっています。具体的には、医学部で行われる肉眼解剖学実習のご遺体を見学し、白衣・グローブを着用の上、実際にご遺体の筋肉や臓器に触れたり、血管や神経の走行を確認したりします。また、部位によっては、人体模型やX線写真などの画像と、ご遺体上の構造物の対比を通して診断技術に応用される知識も学習します。その他にも模型を用いた骨学の説明や脳実習などの講義を通して、人体全体の知識・理解を深める内容になっています。
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Q3-4. インターンシップではどのようなところに行けるのですか?

A3-4. LIMSインターンシップ委員会にて受入先一覧の提示や説明会を実施しますが行先を予め決めることはありません。また、受入機関の候補としては国内外の企業や公的機関、研究機関などが多くなりますが、それに限ったものでもありません。リーダーとして各自が設定した研究テーマに基づき、受入機関やインターンシップ課題を主体的に計画し、受入について交渉し、実施することが求められます。各自の研究科指導教授・LIMS指導教授・メンターやインターンシップ担当教員と相談して、オーダーメイドのインターンシップ計画を作ります。計画書はインターンシップ委員会にて評価し、必要であれば内容を修正し実施します。実施後は報告書を作成し、受入先、指導教授、メンターおよびインターンシップ委員会にて評価、本人にフィードバックすることで、LIMS特別研究の社会的意義を見出しさらなる発展を目指します。
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