低侵襲治療学

健康長寿社会の総合医療開発において重要なテーマである低侵襲治療学に関して、以下のとおり講義および実習を、京都大学大学院医学研究科 上本伸二教授、木村剛教授、宮本享教授、坂井義治教授、小川修教授、平岡眞寛教授の協力のもと実施した。

 

講義については、「肝胆膵・移植外科領域における低侵襲治療(※オリエンテーションを含む)」、「消化器疾患における低侵襲外科治療」、「脳神経外科領域における低侵襲治療」、「がん高精度放射線治療について」、「循環器領域におけるカテーテル治療」、「泌尿器科領域における低侵襲治療」を、医学部 G 棟 LIMS セミナー室および医学部附属病院において行った。

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実習

「消化管外科腹腔鏡手術見学」では、同病院において、腹腔鏡手術シミュレーターを使用した腹腔鏡手術を模擬体験し、さらに消化管外科手術を見学した。「肝胆膵・移植外科手術見学」では、侵襲の大きな開腹手術を見学し、低侵襲手術との違いについて、受講生どうしでディスカッションを行った。その他、低侵襲治療学の各実習では、同病院にて以下のとおりの見学を行った。

「脳神経外科手術見学(脳血管内手術および神経内視鏡手術)」:脳血管内治療を見学

「放射線治療計画の実践」:放射線治療のシミュレーションを体験実習

「循環器内科カテーテル治療見学」:虚血性心疾患に対する血管内治療を見学

「泌尿器科手術見学(ロボット支援手術)」:ロボット支援前立腺切除術を見学

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