博士課程教育リーディングプログラムに係るアドミッション・ポリシー
京都大学が実施する博士課程教育リーディングプログラムの目的に共感し、これを遂行するための基本的能力と教養、倫理性を兼ね備え、強い意欲をもって参加しようという人を求める。アドミッション・ポリシーの詳細は当該プログラムにおいて定める。
充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成プログラムのアドミッション・ポリシー
高齢化がグローバルに進行する中で、世界最長の健康寿命と先端的研究開発能力という条件を合わせ持つ日本には、超高齢社会の問題を俯瞰しメディカルイノベーションを通じて充実した健康長寿社会を達成する医工学に精通した人材を世界に輩出することが強く求められています。そこで本プログラムでは、「I. 工学技術を医療・支援システムへ適用」し、「II. 医学の中に蓄えられた知識を工学に活用」するという 2 方向から、具体的な解決法を創案し、豊かな健康長寿社会の構築を推進できる「総合医療開発リーダー」を育成します。その目的を達成するため、本プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに示す教育を行っています。
こうした教育を受けるための条件として、次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲等を備えた学生の入学を期待します。
なお、本プログラムの学問分野は「医工学」であり、本学医学研究科、工学研究科、薬学研究科の何れかに合格した学生から選抜することから、工学部または生物関係学部卒業相当の基礎知識を持った学生を想定しますが、出身学部を限定することはありません。
・医療現場のニーズに立脚した総合医療システムを開発する医工学人材を目指す人
・工学の基礎研究のトレーニングを受けつつ、医学の基礎から臨床、介護までを学び、医学・工学の垣根を越えた新しい研究領域を開拓していく意欲のある人
・将来国際的な場で活躍しうるための英語力・コミュニケーション力の基礎を有していること
・本プログラムの目的に共感し、これを遂行するための基本的能力と教養、倫理性を兼ね備え、強い意欲を持って参加を希望する人
本プログラムが望む学生を選抜するために、研究計画等の書類審査、英語共通試験の結果及び口頭試問により、総合的に合格者を決定します。